【夫婦別姓】について、離婚で姓を二度変えたわたしが考えたこと

わたしは、現在30代の離婚歴のある女性です。
結婚した時、夫の姓に変更し、離婚して旧姓に戻しています。自分で決めたことではありますが、名前を変えるデメリットは色々と経験しました。

>>旧姓へ戻して転職したい【離婚を急いだ理由】夫婦別姓希望
それについては、こちらの記事にまとめました。今回はそんなわたしが夫婦別姓について考えたことを書いていきたいと思います。

中学の頃から違和感があった

わたしが、いつから姓について考えたか記憶をたどっていくと、中学生の頃にさかのぼります。
塾の先生(男性)に「結婚して名前を変えるのが嫌」だと話したのを覚えています。そのくらい昔から、姓を変えるのが嫌だったし、違和感がありました。

ちなみに、その当時、付き合っていた人がいたわけでも、好きな人がいたわけでもないのに、なぜこんなことを先生に相談したのかは、まったく覚えていません。笑

その時先生がなんて答えたかと言うと、「相手の名前にすることを、ステータスに感じている女性も、結構いるんだよ」というものでした。
中学生のわたしに、激震が走りました。自分から進んで慣れ親しんだ名前を変える人が、この世にいるのかと、信じられませんでした。すごく気に入っていない名前ならともかく。

結婚して、姓を変更してみた

そしてその衝撃的な意見から、10年ほど経ち、そんなわたしが、結婚することになりました。
当然結婚する前に、彼に聞きました。わたしの姓にする気はないかと。答えはNOでした。
理由としては、彼の兄弟は女性しかおらず、その人も結婚してすでに姓が変わっている。自分まで変えると、自分の姓を残す人が誰もいなくなってしまう。
そして、対するわたしには、男の兄弟がいるので、名前が残るから、わたしが姓を変えても問題ないだろうということでした。
わたしは名字を後世に遺そうって思いをそもそも持っていないのですが、理屈としては理解できました。

しかし彼の最大の姓を変えたくない理由は、「自分の名前が変わるなんて想像もできない」でした。いやいや、想像もなにも変えるだけだよ。そもそも、その自分にとって想像もできない=受け入れられないことを相手に押し付けるってどうなんだ?って憤りを覚えました。

しかし、わたし自身が嫌なことを、さらに受け入れられない人にやらせるのもダメだなと思い、姓を変えることを受け入れました。

なぜ、わたしは姓を変えたくないのか

そもそも、わたしがなぜ自分の姓を変えたくないかというと、下記の通りです。

    • 自分の名前に愛着があった
    • 固有名詞を変えることで、自分が混乱したくなかった
    • 役所の書類、銀行口座などを変更する事務処理が面倒だった

結局、3つ目が一番大きな理由です。
人によっては、なんでそこまで姓にこだわるのって思われるかと思います。そんなんだから、離婚するんだよと。結局わたしの名字だって、もともとは父方の姓なわけなので。

中には、代々続く家柄で後世に名前を遺したいとか、家を継ぐ覚悟で姓を変更する人もいると思います。ただ、世間的に女性が男性の姓に変えるのが一般的だからという理由で姓を変えている人も結構多いんじゃないかと思うのです。それを責めるつもりはまったくありません。

ただ、2回名前を変更したわたしが言えるのは、名前を変更するってものすごい労力と、人によってはコストまで掛ってしまうことなんです。(パスポートの氏名変更はお金がかかります)
そんな負担をもし「ただなんとなく」姓を変えただけで強いられるのって、おかしいのではないかと思うんです。

白いソックスと赤いソックス

そういえば中学生の時、これまた疑問に思っていたことを学校の先生にぶつけたことがあります。わたしの通っていた中学校では、校則で白いソックスのみ着用していいことになっていました。当時のわたしには、それがすごく気になっていました。(あとは、コート類は黒、グレー、紺と決まっていました。)

別になにか特別、赤いソックスが履きたいとか、ボーダーがいいとか、ファッションにこだわりがあったわけではありません。ただ、なぜ白一色に決められているのかが理解できなかったんです。

赤いソックスを履いたからって不良になるとも思えませんが、そういう決まっていることに従えない人間は、先生に危険因子として目をつけられたりするのでしょうか。なんとも馬鹿らしいな思ったものです。先生はただ困って苦笑いしているだけで、なんの返答もなかったと記憶しています。

これもまた、決まってるんだから、それでいいじゃないかとか、学生なんだから白ソックスでなにが困るの?って思う人もいると思います。

でも、決まっているからの白ソックスと、何色もの中から選んだ白ソックスでは価値がまったく違うと思うんです。

ただ、選択肢がほしい

これって、結婚のときの改姓と似てるんじゃないかなって思います。
何度も言いますが、わたしは相手の姓へ変更する人を責めるつもりはまったくありません。例えるなら、白ソックスがいいならそれを履けばいいんです。
ただ中にはわたしの様に、白ソックスはちょっと嫌だな、赤ソックスがいいって人がいると思うんです。そういう人でも選ぶことができるように、結婚制度が適応できるように、せめて選択肢として夫婦別姓があればいいと切に願います。