攻める姉妹、映画【アナと雪の女王】

初めて『アナと雪の女王』(2013)を劇場で観たとき、新しい時代を感じました。ディズニー攻めてるなーって感動しました。

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『アナと雪の女王』のあらすじ

王家の姉妹エルサとアナ。姉エルサは、自分の“禁断の力”を制御できずに王国を冬にしてしまう。凍りついた世界と姉を救うため、妹アナは山男のクリストフや“心温かい雪だるま”のオラフと共に、エルサの後を追って雪山へ向かう。 圧巻の歌と映像で<真実の愛>を描いた感動の物語。 

※この記事には、ネタバレがあります。

『アナと雪の女王』が攻めいるところ

私がこの映画で攻めているなと感じた理由は、下記の3点です。

  1. 姉妹(兄弟)で能力の差がある
  2. 「真実の愛」は男女間だけではない
  3. 運命の王子様も裏切る

では順番に見ていきます。

1.姉妹(兄弟)で能力の差がある

兄は頭が良くてスポーツ万能、弟は勉強ができなくて兄に対して劣等感を持っているとかはよくある話です。

でも魔法というファンタジックな能力で差があるのは、珍しいなと思いました。

魔法が姉妹で一人だけ使えるって設定もあまり聞かない。(ハリーポッターくらいかな)

エルサ(姉)とアナ(妹)の姉妹は、姉であるエルサだけ氷を操る魔法が使えます。

例えば妹のアナは炎が操れるとか、同じ氷を操る力をもっているけど姉に比べてほとんど使えないとか、魔力的には平等に与えられているっていう設定ではないことが新鮮でした。

しかも、エルサがどの時点で始めて氷を操ることができたかっていう原点の描写はなく幼少期から(両親に隠れてはいるけど)自然に使っているし、妹もそれを喜んで受け入れている。

両親に隠れて魔法を使ってはいるけど、もちろん両親はその能力を知っている。なんだか不思議な設定だな、と思いました。

2.「真実の愛」は男女間だけではない

ディズニーといえば、恋人たちの愛という王道な感じかと思いきや、この映画は姉妹愛、家族愛が主体になっています。

最終的に“愛する人のキス”で救われるはずのアナは、運命の王子さま(と信じている人)とキスしても何も起こらず、絶体絶命のピンチに見舞われます。時代は変わったのね、と思わせてくれる演出でした。

これと同じ演出が、『マレフィセント』(2014)でもありました。

こちらは、男女の愛より親子愛が優ったようでした。

3.運命の王子様も裏切る

そして、このキスしてもダメだった運命の王子様はものの見事に悪党でした。(アナと一緒に歌まで歌っていたのに!)

始めて観たときは、本当に騙されました。

というように、様々なセオリーを覆した新時代幕開けの映画でした。

『アナと雪の女王2』も楽しみですね。