ヨガをしている人に【日日是好日】をすすめます

映画『日日是好日』を観ました。黒木華さん、多部未華子さん、樹木希林さんなどが出演している茶道についてのお話です。

映画『日日是好日』予告編

原作は森下典子さんが書かれたエッセイ『日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ―』です。

作者である森下さんの、大学生の頃から25年間のノンフィクションのお話です。わたしは茶道は習ったことはないのですが、映画がとてもよかったので原作も読ませていただきました。

あらすじ

お茶を習い始めて二十五年。就職につまずき、いつも不安で自分の居場所を探し続けた日々。失恋、父の死という悲しみのなかで、気がつけば、そばに「お茶」があった。がんじがらめの決まりごとの向こうに、やがて見えてきた自由。「ここにいるだけでよい」という心の安息。雨が匂う、雨の一粒一粒が聴こえる……季節を五感で味わう歓びとともに、「いま、生きている! 」その感動を鮮やかに綴る。

何かを継続している人に、希望を与えてくれる

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ブログのタイトルには、ヨガをしている人にすすめるとなっていますが、それは例えばの話です。この作品は、何かを継続している人に、希望を与えてくれる作品だと思いました。

この映画に興味を持ったのは、たまたま予告編を観て。「お茶を習って25年経って気づくことができた」という黒木華さんのナレーションにピンと来たました。

長い歳月同じ行程をくり返すことで初めて得られた悟り。これってわたしが習っているヨガにも同じことが言えるなと、思いました。

わたしは、ヨガ教室に通ってかれこれ7年ほどになります。

習ってはいるけれど、身体が固いため難しいポーズはまったくできません。週に1回、運動のためにと割り切って通ってます。行くまではちょっと億劫なのですが、やっぱり体を動かすのは気持ちいいです。ヨガに行った翌日は体が軽く感じます。肩こりはなくなったし、しばらく行かないと、なんだか体が重く感じるので効果はあるようです。

近年、継続することを美徳とすることは、あまりなくなってきています。そんな中で、四半世紀かけて気づけることもあるのだなと、なんだかホッとしました。

お茶の意外な魅力

この作品のすごいところは、お茶をまったく知らない人にもとてもわかりやすくお茶の魅力を説明してくれることです。

お茶の作法が、事細かに載っているわけではありません。

わたしのお茶のイメージは、作法を習うことで所作が美しくなる、昔の花嫁修行の一環、くらいでした。

しかし、この作品で著者が教えてくれたお茶の魅力は、お茶を続けることで、季節の感度が高まること。

なるほどと思いました。お茶は、毎回同じルールでやるものではなく、季節によって使う道具、作法が変わるそうです。そういった流れを毎年くり返すことで、季節や気候に敏感になっていったと書かれていました。

『日日是好日』の人生に響くことば

世の中には、「すぐわかるもの」と「すぐにはわからないもの」の二種類がある。

『日日是好日ーお茶が教えてくれた15のしあわせー』森下典子

人には、どんなにわかろうとあがいたところで、その時がくるまで、わからないものがあるのだ。

『日日是好日ーお茶が教えてくれた15のしあわせー』森下典子

ドキッとする言葉です。すぐわからないことって成果が得られないからないがしろにしてしまいがちですが、ある時突然わかったときの喜びは格別です。「人間やっていて良かった」と思えるものです。

(「生きてる」って、こういうことだったのか!)

『日日是好日ーお茶が教えてくれた15のしあわせー』森下典子

「長い目で、今を生きろ」

『日日是好日ーお茶が教えてくれた15のしあわせー』森下典子

「ほらね、頭で考えなければいいの。もっと自分の手を信じなさい」

『日日是好日ーお茶が教えてくれた15のしあわせー』森下典子

一つ一つの小さな動きに、キチンと心を入れるのよ

『日日是好日ーお茶が教えてくれた15のしあわせー』森下典子

幸せな時は、その幸せを抱きしめて、百パーセントかみしめる。

『日日是好日ーお茶が教えてくれた15のしあわせー』森下典子

だから、だいじな人に会えたら、共に食べ、共に生き、だんらんをかみしめる。

『日日是好日ーお茶が教えてくれた15のしあわせー』森下典子

「やめるまで、やめないでいる」それでいいのだ。

『日日是好日ーお茶が教えてくれた15のしあわせー』森下典子

今回、一番心に刺さった言葉。本当にやめるまでやめないでいたいものです。