【学び直し】社会人から学生になる人に必要な心構えお伝えします

「人生100年時代」ということばが飛び交う中で、社会人として働いていたけど、一度学校へ戻って「学び直し」したいと思っている方、増えているのではないでしょうか。そして、色々な不安を抱えているのではないでしょうか。
例えば、学校で勉強したいけど授業についていけるか、年齢の違うクラスメイトや先生とうまくやっていけるか、など考え出すとなかなか踏み出せない人もいるのではないでしょうか。

わたしは、社会人として約8年働いたあと、30歳を過ぎてから医療系の国家資格を取得するために専門学校へ入学しました。2年後で卒業し、無事資格を取得することができ、今は病院勤務をしています。

わたし自身も当時は不安でいっぱいでした。ですので、その経験も踏まえつつ「学び直し」を考えている方にアドバイスできればと思います。
なお、わたしが進学したのは専門学校なので、大学や大学院へ進学を考えている人の状況とは異なってくると思いますのでご了承ください。

先にまとめると、「プライドは(捨てなくていいので)隠しもって、社会勉強のつもりで飛び込めばなんとかなる」です。

では、具体的に説明していきます。

なぜ、学校へ行こうと思ったのか(私の場合)

離婚することが決まり、夫と同じ職場だったため転職したかった

残業が多いマスコミ業界だったため、同じ職種はもういいかな

以前から興味のあった医療系の仕事はどうだろう

だったら、資格を取って“中年のハンディ”を乗り越えよう

以上のような流れで、専門学校へ行くことを決意しました。
8年働いたので、貯金もそこそこありました。学費と当面の生活費も、問題はありませんでした。(貯金は大切ですね)

離婚と転職については、記事はこちらにまとめました。
>>離婚の教訓【リスク分散】夫婦は職場を分けておく
>>旧姓へ戻して転職したい【離婚を急いだ理由】夫婦別姓希望

【悲報】資格は万能ではない

いきなり悲しいお知らせですが、「いまどき資格なんて意味ないよ」って言われる時代になってきています。(医師・弁護士など業務独占のある資格は、例外だと思いますが)
たしかにわたしも、資格取ったから一生安泰だとはまったく思えません。むしろ、いつ仕事を変えても生きていけるように、常にアンテナを立てているのはまぎれもない事実です。

2011年8月のニューヨーク・タイムズ紙で、米デューク大学の研究者であるキャシー・デビットソンさんの研究が発表されました。そこには「2011年度にアメリカの小学校に入学した子どもの65%は、大学卒業時、今はまだ存在していない職業に就くだろう」とありました。

すごいですよね。今存在してない仕事って何なんだろう。
ということで、新しい仕事ができるということは、当然なくなっていく仕事もあるワケです。
今は資格のある人が人力で行なっていることも、機械でできるようになったらお役ご免です。そしうしたらわたしは、違う仕事をやるのみです。資格の有無に関わらず、その覚悟は常に必要かなと思っています。

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わたしが転職に悩んでいたとき、参考にした本はワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉です。当時話題になりましたよね。生涯教育の重要性が書かれています。続編のLIFE SHIFT(ライフ・シフト)もおすすめです。

では、前置きはこのくらいにして、実際に学校生活について書いていきます。

勉強について


専門学校に入学したわたしの目標は卒業ではなく、国家資格を取得することです。
まず、すべての授業で毎回小テストがあります。とにかく、まずは暗記でもいいから覚えるという感じです。毎回授業を受けたあと復習し、翌日の小テストの勉強する。これを延々と繰り返します。もちろん、定期テストをクリアできないと留年してしまいます。
わたしは、バイトなどの労働は一切せず学業に専念してなんとかやれている状態でしたが、クラスメイトには働きながら学校へ通っている人もいて、本当にすごいなと思いました。マネはできませんが。

少し話題は逸れますが、暗記するときの道具にも自分が現役の学生だった頃にはなかったものがたくさんあって時代を感じました。
オーソドックスに、赤い下敷きで隠して覚えたりもします。でも、消える色ペンもここまでメジャーではなかったので、実際ノートで使ってみると本当に便利です。間違えて書いても修正テープを使わずこするだけで消えるので、ノートが綺麗に保てます。
あとわたしは使わなかったけれど、今は専用のアプリで取り込んでスマホで覚えるなんていう単語帳も売ってます。

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先生について

そして、学校へ入ったら久しぶりに「先生」と呼ばれる人が登場します。
そして先生も人間なので、“すべての先生が尊敬してやまない人格者じゃない”っていうのは、小学生でも経験していますよね。そして、自分も年齢を重ねている分、若かれし頃より、それを強く感じます。笑

専門学校へ入学してすぐ、担任の先生がクラス全体に向かって注意を促していました。
「ある程度社会経験のある人だと、先生から注意や指摘をされると嫌になる、もしくは反発して辞めてしまう人が少なからずいる。なるべく素直に聞き入れてがんばってほしい」と言われました。
本当にその通りだなと思う一方で、「あんまり関わりたくないんだけど」っていう先生は、残念ながらここにもいます。こちらも大人なので、そこは事務的に対応していきます。

ただ、わたしにもどうしても納得できない先生がいて、その人とは結構火花を散らしていました。ただもうそこは学校なので、然るべき別の先生に相談して、仲裁に入ってもらいました。こんな感じの学生なので、先生に好かれる生徒ではなかったですが、無事卒業できたのでよしとしましょう。

クラスメイトたちと交流を楽しもう

社会人になってからのクラスメイトって、とても稀有な存在です。学業がおろそかにならない程度に、たくさん交流して楽しみましょう。

わたしが入ったのは基本的に大卒を対象としたクラスだったので、大学を卒業してすぐの人から40代の方もいて年齢はバラバラでした。
比較的みんな仲が良く、定期テストが終わると飲みに行ったり、一緒にランチしたり楽しかったです。就職で全国へ散っていったので、卒業してから全員が集まる機会はありませんが、元気にやっているのではないでしょうか。割と近くに住んでいるクラスメイトとは、今でもときどき会ったりしています。

そして最後に番外編として、会社勤めの社会人にはなかなか手に入らない学生の特権についてです。

学生の特権①:夏休みなど、まとまった休みができる

ずばり、夏休み・冬休み・春休みです!
所属している場所がある状態で、まとまった休みが取れるって素晴らしい。
お金が許すのであれば、普段できない長期での海外旅行とかいいですよね。わたしは、卒業旅行でハワイへ行ってきました。

学生の特権②:学割の恩恵を最大限活用しよう

専門学生には、学割が適用されます。わたしが活用したのは、下記の通りです。

これは活用しない手はないですよね。本当にありがたい。
わたしはPrime Studentの存在を知らず、学期末にあわてて登録しました。通常のプライム会員と比べると、年会費が破格なのですごくおすすめです。

まとめ

結論としては、くり返しになりますが「プライドは(捨てなくていいので)隠しもって社会勉強のつもりで飛び込めばなんとかなる」です。

正直、今まで社会人として働いて培ってきたプライドが傷つけられることは、結構あると思います。そうすると、せっかく苦労して学校へ入ったのに、今までの自分の人生をすべて否定されたような絶望的な気持ちになるかもしれません。(わたしもそうなりました)

でも、全然そんなことはありません。自分で言うのもなんですが、なかなかできることじゃないと思うんです。社会人になってから、また学校へ入り直すって。
その道にストレートで入った人も、確かに尊重すべきだけど、それとはまた別の価値があるとわたしは信じてます。
あと、今はオンラインで学べることもたくさんあるので、変に学校という施設にこだわる必要もないかなとは思います。場所を問わず学びのバイタリティは絶対にムダにはならないです。人生ずっと勉強ですもの。